物件売却と税金のこと

売主様へ基本的な課税の仕組みを説明

入社2か月目の新人スタッフから、物件売却にともなう税金のことについて質問をされました。この新人スタッフは宅建士の資格は持っているのですが、営業は未経験で入ってきて実務を研修中です。宅建の試験勉強では税金は難しくて捨てていたそうです。だから、改めての実践で使えるように勉強をし直しています。
まず初歩的なことがらから順番に説明してあげました。実務で説明する一番最初が譲渡所得税の説明です。ここから説明するのがわかりやすいからです。当然ですが買ったときよりも高く売ったら利益がでて、この利益に対して課税されるということを理解してもらいました。

新人スタッフとしては、譲渡価額とか譲渡所得とか取得費など聞きなれない言葉が出てくるので一つひとつ説明しました。また、ホワイトボードを使って、図を使って説明するとすんなり納得してくれました。

アウトプット型の勉強が必須だと思いました

最初の私の説明を聞いても全く理解してくれませんでした。その説明に使っている語句が何を意味しているのかを知らない相手に説明をするということが意外と自分の勉強になりました。
あらためて、今日は譲渡所得の復習なりました。長期譲渡所得と短期譲渡所得の5年間の所有期間の考え方や、税率も詳しく説明できるまでになりました。続いてマイホームの売却時の特別控除や軽減税率なども再度復習する機会となり新人スタッフも勉強になったと思います。こういうわかっているつもりで、誰かに説明できないことが結構あるなと思いました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA