世界経済を学ぶ

中国で起きた不動産バブル

今日は、個人的に入会している月一回の経済セミナーに出席しました。講義の内容はあまり難しくないので、金融用語や経済学などの知識が無くても楽しみながら話について行けるようなクラスです。そしていつも講義の最初は世界情勢を大きくとらえた情報を教えてもらえます。実は私はここが一番楽しみにしています。
というのも、普段はテレビニュースかYahoo!ニュースしか見ていませんのである意味情報弱者です。真実の情報に触れる機会がないので、月一回ですがこの経済セミナーはいつもワクワクして参加しています。

セミナー冒頭の世界経済についての話の中で、中国の経済についての話がありました。いま中国は不動産バブルがはじけて、とても危ない状況にあるにもかかわらず、国家統計局は5%以上の経済成長をしていますという統計を発表したそうです。国家統計局が発表は信用できない、が世界の常識とか。
中国でもこんな小話があるそうです。娘「お父さん、結婚相手が見つかったわ。給料は高くて安定した職業についている人よ。」父「良かったな。どこに勤めているんだ?」娘「国家統計局よ。」父「やめとけ。」

中国の不動産融資の特徴

今日の収穫はセミナーに参加して学んだ中国の不動産バブルの崩壊です。また中国では販売先行融資で、販売する物件の模型が出来上がれば販売開始します。契約した時点からローンの支払いが発生します。
中国の不動産バブルは国と行政と企業が組んで不動産融資を過熱化させ、景気を人為的に作ったのだろうと思いました。

勤めている会社や組織がしっかり稼いでいるから、自己資金が無くても信用で住宅ローンの審査が通り、家が購入できます。また自分の働いている会社が厳しい状況だと、借金して家を買おうとは考えないと思います。
しかし、国や行政、企業が一体となって信用を作って宣伝してしまえば、一般の人は信じます。今の日本では、このような国民をだますようなことは無いと思いますが、この先も信用できる政府であることを信じたいです。

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