感謝のお取引

仲介手数料の削減

きょうの午前中に一件取引がありました。この物件のの売主さんと２０年くらい前に、マンション売買で知合いました。その後、何件かの取引を頼まれたことがありました。
今回の物件については、売主さまがご自分で買主を見つけてきた案件でした。そして私に声をかけ、仲介に入っ欲しいとのことでした。

私は売主さんのことを知っていたので何も疑わず、物件の買主の方に出向いたところ、「知合いの不動産会社を通して買付を出したい。」という意向を聞きました。
買主の意向をそのまま売主さまに伝えると、「ダメですよ。末吉さんは両手仲介してもらわなくちゃ。末吉さんは買主から仲介手数料もらって私の仲介手数料は負けくださいね。」と言われました。
なるほど、仲介手数料の削減のために私を仲介に挟んだということか。

焼き肉店に来てください

わたしの会社は、両手仲介を禁止しているということを売主さまにお伝えし、仲介に入ることをお断りしました。すると、書類だけ作成して欲しいと言われひとまずその労をとることで事務手数料を頂くこととなりました。売主さまも仲介手数料を削減できて満足され喜ばれました。売主さま買主さまともに笑顔で無事に何事も無く物件の取引が完了しました。

その後、売主さまから携帯に電話が入りました。用件は事務手数料を支払うので受け取りにお店に来てくださいとのことでした。私は、領収証を持ってお店に向かい、予定された時刻にお店に到着。
開店前の焼き肉店。お店のドアを開けるとアルバイトの方が本日の予約席のセッティング中でした。仕込みの手を休めて売主さまが奥から出てこられました。「きょうはお世話になりました。」と感謝のお言葉と、ともに事務手数料を受取りました。今月最後の集金で、とても有難いハッピーマネーを頂戴しました。