管理物件の点検
いつも月末の最後の週の水曜日に、当社が管理しているマンションの一階で和食店を営んでるご主人が家賃を持ってきます。今日も朝からいつも通り家賃を持って階段を上がってこられました。
この男性の和食店のとなりにはカラオケスナックが営業しています。そのカラオケ店にだれかが当て逃げしてシャッターの下の部分を壊れえ当て逃げをさています。いまだにカラオケ店は修理せずシャッターがめくれたままで営業をしています。
家賃を持ってこられた和食店のご主人が「台風が来るじゃないですか。台風で強い風が吹いたらシャッターがめくれ上がって通行人に当たったりしたら大変だからシャッターの前に自分の車でよければ置いておきましょうか。」という話をされました。
「それはありがたいお言葉」と言って欲しかった
となりのカラオケ屋さんの不備なのに、わざわざ気にかけて自分の車を風よけに提供しようとされるお気持ちに尊敬の念を持ちました。ひとまずご主人の善意に感謝申し上げてカラオケ店にシャッターの不備の対処をしてもらうよう連絡することにしました。
電話をして隣が心配されていたこと、車を置いてあげようかと言ってくれたことを伝えました。すると「そんなことまではする必要ないでしょ。」と言われ、さらに驚いたことに「置いてもらっててもいいけど。」という返事をもらいました。
わたしは情けなくて腹立たしい気持ちになりました。
こんな人にはなりたくないと思いました。また人の善意を感謝できるひとでありたいなと反省しました。