地面師の疑い

準備時間が短くてもうまくできました

きょう朝の定例ミーティングで、昨日あった取引の反省会が行われました。物件の売買契約と決済を同時に行う段取りでした。スケジュール調整が整ったのが取引の前日という異例のケースだったので、大慌ての準備でした。日ごろお願いしている司法書士スケジュールが鳥栖市での取引が午前中入っていたのですが午後から偶然予定が入っていなかったのもラッキーでした。

ということで、売主さまも当社からの説明と買主さまとの直接の電話のやり取りから契約日の同時決済に合意されました。

地面師じゃないかと思った?!

ミーティングでスタッフから以下の通り取引現場の状況報告がなされました。
売主さま、当日早朝に羽田を出発され、約束の場所に定刻通り買主様のご指定の場所にご到着になられました。買主様と売主様が着席されて緊張の時間です。当社担当スタッフが準備した重要事項説明書を配布して説明の準備にかかりました。
そしてスタッフが自分の宅地建物取引士証を買主様に提示しました。買主様の非常に険しい表情。「司法書士はこちらの司法書士を使わせてもらいたい」と言われました。

「時間がございませんので、それはできません。」ときっぱり断り、買主様はまずます表情が硬くなりましたがそれ以上は、特別なにも要求されることなく無事に進みました。
ひとまず、休憩時間をはさんでしばらくして司法書士が到着。そして司法書士から、「これで無事に本人確認も終わりました。」ということで決済が完了。
「先日『地面師たち』というドラマを見たもので、だまされてないかと疑ってました。」と買主様からの言葉が出たそうです。司法書士も変えられないと聞いてますます不信感を持ったとのことでした。

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