福岡の人気創作料理店の話
今日は午後から税理士さんとの月例面談がありました。この面談は毎月恒例で、打ち合わせを済ませた後はしばらく雑談をして終わるのがいつもの流れです。
今回の雑談では、税理士さんがクライアントの飲食店について話をしてくれました。そのお店は福岡にある和食の名店で、「完全予約制」の非常に人気の高いお店だそうです。
さっそくそのお店のホームページを見てみると驚きました。
客単価は、昼のランチで1人5000円~1万円、夜のコース料理では最安の鳥の水炊きコースが8000円。さらに高額なコースは1万円、1万5000円、2万円と続き、さらにその上もありました。
それでも予約状況を確認すると、土日は昼夜ともに満席、平日のランチもほぼ満席という状況。強気な価格設定にもかかわらず、地元で圧倒的な支持を得ていることがわかります。
税理士さんによれば、昼間は近隣のご婦人方や家族連れ、夜は会社関係の宴会が主な客層だそうです。さらに人気を支える理由のひとつとして、オーナー料理長の経歴が語られました。
オーナー兼料理長の人物像
このオーナーは、大阪の料亭で修業した後、京都の有名ホテルで料理長を務めていたとのこと。40歳で独立し、今では10年以上このお店を切り盛りしているそうです。経験と実力を兼ね備えた料理人だからこそ、このような名店を築き上げられたのでしょう。
また、お得意様限定の「朝食会」も毎月一度開催しているそうで、これも予約が取れないほどの人気だとか。こうした独自の取り組みが顧客の心を掴んでいるのでしょうね。
もちろん、このお店も新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の際は厳しい状況に直面したそうです。しかし、オーナーは従業員の雇用を守るために奮闘。周辺では閉店するお店が続出する中、なんとか持ちこたえ、現在ではコロナ前以上の繁盛ぶりを見せているそうです。
食材へのこだわりも相当なもので、オーナー自ら朝早く市場へ足を運び、新鮮な素材を仕入れているとのこと。このような姿勢が多くの顧客からの支持につながっているのでしょう。
今回の話を聞いて、ただ料理が美味しいだけではなく、オーナーの熱意や独自の取り組み、そしてお客様を大切にする姿勢が人気を支えているのだと改めて感じました。これからも繁盛し続けるのだろうなと感じさせられるお店でした。
税理士さんも12月に家族で予約をしているそうです。