成約事例を洗い出す
最近、マンションの査定依頼を受けることが増えてきました。今日も査定依頼の対応をしました。
今回査定のご依頼をいただいたのは築15年のマンションです。築15年というタイミングも、設備の不具合のそろそろ出てくる頃だし住宅ローンの返済も進んでいるので売却を検討される方が多くなる時期です。
さっそく過去の売買事例を見てみることに。すると驚くことにこのマンション、なんと過去の成約事例のすべてが売りに出されてから半年以内に成約に至っていました。人気の高さが伺えます。
さらに驚くべきことに、直近2か月前の成約事例では、新築時とほとんど変わらない金額で売却されていました。
また、近隣に売り出されている別のマンションを調べてみると、数年前の相場よりもかなり高い価格で売りに出されていることが分かりました。こうした事例を見ると、今のマンション市場は売主さんにとって追い風が吹いている状況と言えます。
売却時期はやっぱり今しかない
しかし一方で、この地域の人口動態データも調べてみたところ、人口は減少傾向にあり、特に60代以上の方が多い地域となっていました。この状況を考えると、今後「売却を検討する物件」が増える可能性も考えられます。
つまり、今の高い需要が続いているタイミングで行動を起こすことが、最も良い選択になるかと思いました。
今回の査定を通して、市場の動きや物件の価値、そしてこれからの展望について改めて感じることがありました。
次回お会いする際には、具体的な査定額の根拠や今後の見通しについて、しっかりお話しさせていただこうと思っていました。