「売主の味方」がぶれませんか?
今日は、朝のミーティングでスタッフ全員と顧客対応について話し合う機会がありました。日々の業務の中で、こうした時間を取って「私たちの在り方」を振り返ることは、本当に貴重だと感じます。今回の議題は二つ。どちらも、信頼関係を築く上で避けて通れないテーマでした。
まず一つ目は、「住み替えを検討中の売主様が、購入物件も探してほしい」とご依頼された場合の対応についてです。当社は、「売主様の味方であること」を理念に掲げています。しかし、それが「買主様の希望を受けるべきではない」という誤解につながることもあります。
このケースについて話し合った結果、同じ案件内ではなく、別の形であれば買主様のご希望をサポートするのは問題ないという結論に達しました。
重要なのは、私たちの基本理念を守りながら、柔軟に対応すること。何よりも、お客様が安心して任せられると思える関係を築くことが大切だと感じました。
最初に持った認識を変える難しさ
次に話し合ったのは、「一般媒介契約を希望される売主様」との接し方についてです。売主様にとっては「いくつもの不動産会社に依頼すれば、より良い結果が早く得られるのではないか」と考えられるのも当然です。
そのお気持ちを理解しつつ、私たちが提供できる価値をどのようにお伝えするか。この部分に関しては、私たちスタッフ自身がもっと工夫する必要があると感じました。
今日の議論では、課題を深掘りするだけで時間切れとなり、次回のミーティングで続きを行うことになりましたが、ここまで話し合うことで、私たちがどこを改善するべきかが少しずつ明確になってきた気がしました。
自分自身が業務の進捗を見つめ直すことは当然必要なことですが、ミーティングではいろんな視点からの指摘が受けられます。普段見えていなかっところに気付けたり、自分の考え方の癖が見えたりして、ありがたいなと感じました。