ある営業マンの来社

地元のデベロッパーの飛込み訪問

本日午後、突然の訪問者がありました。地元のデベロッパーに勤める営業の方で、アポイントもなく飛び込みで来社されたのです。私もちょうど外出から戻ったばかりで、外の暑さが身に沁みていました。なので冷たいお茶でも飲んで少し休憩していっていただこうと思いました。
現れたのは、短髪の白髪交じりの男性。私と同年代か、あるいは少し年長かもしれません。お話をうかがうと、現在は物件の仕入れや販売中の物件の紹介をして、日々不動産会社を回っておられるとのこと。

年齢は68歳だといわれました。現職の会社には20年在籍されているそうですが、それ以前はリクルートにお勤めで、住宅情報誌の広告営業を担当していたといいます。ネットのない時代、私も若いころ「住宅情報」を手に、他社の物件や住宅ローンについて勉強していたことを思い出しました。

私が入社する前から

驚いたのは、その方が40年前、山内興産にも足を運び、先代社長と広告の打合せをしていたということです。
「確か御社は西郷輝彦を使われていましたよね」とおっしゃる。確かに当時、山内興産のテレビコマーシャルで西郷輝彦を起用していたと、先輩から聞いたことがありました。奥の応接室には額に入れられたサイン色紙も残してあります。

小倉の不動産業界が輝いていた時代の話、1986年開業の健康センターバーパスのことなど、懐かしい話題が次々とよみがえりました。
猛暑のなか、現役で営業を続ける姿には、心から敬意を表します。物件が入ったらこの方にまずは一報を入れようと思いました。

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