土地の査定依頼の対応
本日は午後より、北九州市八幡東区にある一画の土地調査にいきました。ご依頼主は現在大阪にお住まいで、かつてはその土地にご自宅を構えておられたとのこと。相続後、建物は取り壊され、今では更地として土木建設会社に貸し出しておられるそうです。
ところが最近、その借主より買い取りの申し出があり、具体的な金額提示もなされたとのこと。長年大阪で暮らしておられるご依頼主は、故郷の地価事情に疎く、私どもに査定を依頼されました。
現地に到着する前に周囲の売出物件を巡り、相場感覚を感じ取りました。約束の時間五分前に現地に到着しました。そこにはダンプカーが3台、ロードローラー、アスファルトフィニッシャーなどの道路舗装に使用する車両が置かれていました。
そして一台のランドクルーザーから白髪の男性が降り立たれました。一目で土木会社の社長とのこと。ご挨拶を交わし、共に土地の境界を確かめました。
深刻な人手不足の業界
その後、社長は業界の現状について、心を込めて語ってくださいました。とくに深刻なのは人手不足。外で汗を流す若者がいないという現実を嘆いておられました。
大手建設会社では新入社員に年収を500万円にしても1年後は半数の社員が離職するという話。中小企業ではそのような金額を出すことはできません。この会社ではいまも78歳の現役作業員が朝から現場で活躍されているとのこと。
土木の現場に人が集まらないことで、もし災害が起きたら、復旧工事は大幅に遅れることも、全国的に予想されると危惧されていました。
ひとまず、社長の案内はそこまでとしていただき、私たちは再度現場の境界を確認し、道路幅員を測りました。きょうも35度を超える猛暑日となりました。
私はまた一つ、大切なことを学ばせていただいた思いです。