偶然のようで必然だった不思議な話

営繕スタッフからの電話報告

きょうの午後3時過ぎ、営繕スタッフから一本の電話がありました。「今、ゴミステーションのネットを交換しているのですが、ひどい悪臭がします。下水管から臭いが上がっているようです。」との報告です。
実は昨日、そのビルのテナントさんから「店に悪臭がして営業にならない!」とという怒りの電話をもらっていました。

この悪臭の事象は昨日始まった話ではなく、ひと月ほど前から不定期に起きる出来事でした。悪臭の原因を探していたのですが、目に見える範疇では原因がつかめませんでした。まさに、「そろそろ市に相談しようか」と思っていた矢先のことでした。

下水管の蓋が開いていた!

偶然のようで、何かに導かれているような不思議なタイミングでした。私はすぐに北九州市のまちづくり協議会に電話をし、下水管を管理している部署へつないでもらいました。
担当の方がとても迅速に対応してくださり、下水管の管理業者が現地に急行。待機していた当社スタッフの立ち会いのもと、調査が始まりました。

しばらくして、「下水管の蓋が開いたままになっていた」との報告が入りました。わたしは原因がはっきりして、胸をなでおろしました。
すぐに、昨日苦情を伝えてきた方にも経過をお伝えしました。とりあえず安心していただくことができました。
今回の出来事で改めて感じたのは、昨日の怒りの電話に怒りの感情をもたず、落ち着いて丁寧に対応できたことから、今回のような奇跡を呼んだのだろうと感じました。小さなことのようで、こういう日常の積み重ねが、問題解決に道を開いてくれるのだろうと感謝しました。

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