気軽に一括査定したら鬼電きて後悔してる
あさだわたしの家いくらくらいかな、とりあえず査定してみよ
夜中に軽い気持ちで、何気なく一括査定サイトに情報を入力したら、不動産屋から電話がきて驚いた経験ありませんか。しかも複数社から来るので鳴りやまない。
あさだ金額だけメールしてください！！まだ売りません(怒)
当然こうなりますよね。私も先日、一括査定サイトからお問い合わせをいただいた売主様へ、翌日一番に電話を差し上げました。夜遅くの入力だったので、ご迷惑にならないようにと翌朝に電話したんです。
「あ、もう結構です！電話しないでください！切ってください！」
いきなりこんな言葉が返ってきて、慣れているとはいえ結構つらかった。
まるで私が悪者のように扱われ、「いきなり電話してくる迷惑な業者」みたいに思われたのかもしれません。でも、私は査定を依頼されたから、ご連絡しただけなんですけどね…。
誤解を招く一括査定の仕組み
「ネットで高く売れてるって広告もよく見るし、一括査定サイトってその場でAIがすぐに査定額を教えてくれるものなんだろうな」
そう思っていたところに、まさか人間から電話がかかってくるなんて。
「話が違うやないか！」いきなり電話は怖いですよね。
実はキャンセルできてない。一括査定の落とし穴
代表：末吉不動産会社に「キャンセルしたい」と伝えただけでは、本当のキャンセルにはならないことがほとんどなんです。
実は不動産会社から一括査定サイトにキャンセルを申請できるシステムにはなっていなくて。だから、売主様ご自身が、そのサイトを通じてキャンセル申請をしないと、不動産会社では「査定依頼中」の状態が続いてしまうんです。
あさだえ、また電話かかってくるの！？
私たち不動産会社も、電話で「キャンセルしたい」と言われた後に、改めて「すいません、お手数ですがサイトを通してキャンセルしてください」とまた電話しなくてはいけない…正直、心苦しいです。
サイトによってはキャンセルの窓口がすごく分かりにくい場所に書いてあったりします。これも一種の「キャンセル防止策」なんでしょうね。
もし、どうしてもキャンセル方法が分からない場合は、査定を依頼した不動産会社に「キャンセル窓口を教えてもらえますか？」と聞いてみるのも一つの手です。私たちも、一件査定依頼が入ると、手数料として1万5千円とか、それなりの費用がかかっているので、そこは協力してくれるはずです。
少しでも売却を考えているなら
不動産を売却するって、本当に初めてのことばかりですよね。
専門的な交渉なんて慣れてないし、見知らぬ人があまり深く関わってくるのはちょっと…そう思った時に、慎重になったり、拒絶したりする反応が出るのは、僕は当たり前だと思います。
代表：末吉今後売却するなら 断り方を知っておくのも大切です
例えば、一括査定で出会った5社の中から1社を選ぶとして、残りの4社を断る必要がありますよね。もしかしたら、その4社を断った後に、また別の業者を探すことになるかもしれません。
そんな時、「敵に回す」ような断り方をするのではなく、「上手に付き合っていく」という視点を持つことが、後々の売却をスムーズに進めるカギになります。
「どうやって断ればいいの？」誠実さが、一番の解決策
具体的にどう伝えればいいのか、悩みますよね。
「親切に、あなたのここがいけなかったから選びませんでしたよ」なんて、そこまで言う必要はないと思います。ただ、
「他社を選んだのは、こういう理由からです」
と、正直に伝えることが一番の誠意だと私は思います。
何も相手を傷つける必要はありません。
代表：末吉売却には心の余裕も必要です。
決定権は「あなた」にある。主導権を握る売主様へ
売却は、パートナーとなる不動産会社に「この人のために頑張りたい！」と気持ちよく働いてもらって、良い結果を出してもらいたいものですよね。
だからといって、嘘をついたり、ごまかしたりする必要はありません。常に、「こうあってほしい」ということを誠実に伝えておくべきです。
なぜなら、あなたはオーナーであり、決定権の中心人物であり、主人公だからです。
危ない！「一番最初だから」「一番査定額が高いから」で選んでませんか？
「一番最初に電話をくれたから、この会社にしようかな」
「一番査定書を送るのが早かったから、誠意を感じるな」
「一番高い査定額を出してくれたから、ここに決めよう！」
代表：末吉こんな風に、「頼りたい」という気持ちが先行して、業者を選んでしまう…実はこれ、すごく危ないんです。
確かに、一番最初に連絡をくれたり、一番早く査定書を送ってくれたりすると、「一番熱心にやってくれているな」と感じますよね。でも、本当に心のこもった良いサービスを提供してくれる業者かどうかは、それだけでは判断できません。
「一番高い査定額」の裏に潜む悪質業者
特に注意してほしいのが、「一番高い査定額」を提示してくる業者です。これは、まさに悪質と言えるでしょう。
「うちを選べば高く売れます。他を選んだら安くなりますよ」と、誤解させて、自分たちの会社と専任媒介契約を結んでもらうことだけを優先している可能性があります。
代表：末吉売主様の物件がいつ売れるかなんて、どうでもいいと思っている業者も残念ながら存在するんです。
こういう業者に当たってしまうと、後々、売れ残ってしまう可能性が高くなるので、くれぐれもご注意ください。
大切なあなたの家、後悔しない売却のために
あなたは、不動産会社を選んで「使う側」です。そのための権限を、しっかりと持っています。
一括査定でたくさんの電話がかかってくると思いますが、本当にキャンセルする時は、ご自身でサイトを通して手続きをしてください。
そして、もし業者と会って、次にお断りをする時は、あえて聞かれたならば、「自分に合った業者を選んだ理由」を正直にお伝えする。それで十分です。
あなたの売却が、後悔のない素晴らしいものになるよう、心から応援しています。
本気で売りたい方へ
当社の査定は時間がかかります
当社の査定はよくあるAI査定ではなく、ひとつひとつ資料を集めて人力で査定しています。媒介契約を取りたいために高値で査定することはありません。査定価格は売りだし価格を決める上で重要な判断の軸にしていただきたいからです。
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