忖度なしで伝える

すえよしが査定します

今週、一括査定サイトより小倉北区のマンションの査定依頼がありました。眺望がよくプライベート感のあるマンションです。すえよしが対応しています。当社が査定依頼を受けたらまず、登記簿謄本を取得して成約事例や取引事例を探してリストアップします。取引事例を比較して査定価格を算出するので、まずデータを綺麗に集めるところからスタートします。すえよしの査定を見ているともっと早くできないのか、他社はもっと早いのに、ともどかしく思います。

すえよしは今、エクセルにリストアップした事例を見ながら、じっくり考えたことをメモ帳に書いて比較しています。単純に比較するだけにとどまらず、自分の肌感覚も用いながら査定価格を算出しています。正確な査定をしたからといって、その金額で必ず売れるわけではないのに、査定に時間をかける理由は何だろう。売主様は待っているのに。いや、待ってくれないかも知れない。そばで見ていると、なんだかやきもきしてきます。

査定に時間をかける理由

すえよしに、査定するの時間かかりすぎじゃない?と聞くと、苦笑いしながら、別に時間をかけたくてやってるわけじゃないし、時間をかけたからって良い説明ができるわけじゃないけど、売主様の物件を売るために本気で考えた結果を伝えたいよね、と言っていました。なるほど。私が売主様だったらすぐに金額が分かるのも便利だけど、最終的に依頼したいのは自分の家のことを本気で考えてくれる人だな、と思い直しました。自分のことばかり考えて、売主様の気持ちに寄り添えていませんでした。

売主様に査定結果をお知らせする前に、すえよしに資料を見せてもらいながら査定価格の根拠を説明してもらいました。よく調べているなあとは思ったのですが、あまり心に響くものがありません。こうゆう時は正直に、忖度なく伝えます。もう一度ストーリーを練り直して、説明してもらいました。すえよしの話し方も上手になって良い感じに仕上がりました。やっぱり練習が大事。時間をかけて調べたことが伝わらなかったら勿体ないです。不動産って株の取引みたいにリアルタイムに売買するものでもないし査定価格が30秒で分かったとしてもあまり意味はないのかも知れません。しかし、レスポンスの早さは信頼度につながるので大切にしたいです。すえよしが心をこめて丁寧に作った資料、最後まで見てほしいと思います。

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