面白くない発信
父の会社に入社してもうすぐ1年になります。当社は平均年齢50代後半の古い会社です。祖父の代から続く小さな会社を必死で守っている父を支えたい、そんな思いからホームページを改修したりブログを書きはじめました。最初は気合を入れてたくさん書いていたのですが、3ヶ月ほどでネタぎれになり失速。最近は更新はするものの、浅い内容しか書けなくて文章が短かったり、正直書いていて楽しくなくなってきた感がありました。
ブログを始めたころから最終的にこうなることは予想できていましたが、想像以上に続けることが難しかったです。父のことをもっと多くの人に知ってもらいたいし、折角書くならなら楽しく書きたい。だけど毎日同じような業務ばかりで特に映えるイベントもない。そんなジレンマを抱えていました。他の不動産会社さんのブログを読んで、「書くことたくさんあっていいなあ」と羨ましくなったりしていました。
セミナー受けに東京出張
このまま悶々としてても時間の無駄。株式会社グラウンド代表の鈴木さん(@kojisuzuki77)の日報ブログの書き方セミナーに思い切って申し込むことにしました。去年の11月、当社に来ていただいたすずき先生です。今回も大変大きな学びになりました。ブログを続けたら実際どんなことが起こるのか、書き続けていらっしゃる方が経験談をお話して下さる機会もあり、やる気になりました。セミナーを受けて考えさせられたのは、ルールを決める、ということ。何かを始めるとき漫然とやり始めるのではなくて、続けられる仕組みを作るためにルールを設けることの重要性を学びました。
書くのが苦しい。作家ぶっているみたいで笑えるのですが、セミナーを受ける前はまさにこの心境でした。セミナー受講後にブログを書いてみる時間があったのですが、良い意味で苦しさの種類が変わったというか、どちらかというと、書くことよりも、自分の思考を整理する苦しさが出てきました。セミナーを受けてスラスラ書けるようになったかというと、全然書けません。今日は苦しみ方を教わった、という気分です。しかし、悶々としていた気持ちが晴れました。これから今までとは違う発信ができるという確信変わりました。正しく苦しんで書いていこうと思います。