ボランティア的経営
現時点で契約が終わっていて、売主さまの相続登記が完了すれば決済できるという案件が有ります。売主さまは奥さまからの相続物件を売却されます。
奥さまが生前ご商売をされていて、コツコツと貯めたお金で建てた木造アパートが今回の売却物件となります。
そのアパートには生活に困っている身内や知り合いを入居させてあげていたそうです。そして、家賃はできるだけ低く設定してあげました。ご主人さまは、少々の大工仕事は慣れていたそうで、退居後のメンテナンスはご自身でがれていたそうです。
やがてご夫婦も高齢者になられて、奥様が他界。ご主人さまは遠方にすまわれている娘さんの家に同居することになったそうです。アパートの住人も減って家賃収入では赤字の状態になりました。メンテナンスをされず、老朽化した物件はいまとなっては危険な状態となりました。
所有権移転登記もお願いする
そして、当社に売却依頼をされ、先月の終わりごろに案内したお客様から購入希望をいただきました。その時点から物件の名義をそれまでの所有者である奥さまから、ご主人さまに変更する作業にかかりました。
司法書士をご紹介させていただき、相続登記をできるだけ早く終わらせて頂くよう頼みました。
さてその後進捗はどうなっているか確認をしてみました。
売主さまが用意する書類はすべて揃えて昨日レターパックで投函されたとのこと。連休をはさむのでおそらく11月7日到着だろうと思われます。司法書士の話によると、法務局に申請してやく2週間かかるので22日ごろに完了の予定。その旨を買主にお伝えしました。
買主のご希望は1日も早く決済したいそうでした。また、所有権移転登記を行う司法書士を決めておられなかったので、今回相続登記を依頼した司法書士に任せることになりました。いろいろ不安な状況が続いていましたがどうやら何事も無く上手くいきそうです。
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